【神奈川県】騒音リスクが高い街・地域ランキング|騒音測定データをもとににうるさい地域/静かな地域を独自分析

都道府県や各自治体が公表している公的データ、実際に測定した騒音レベルデータをもとに、騒音リスクのある地域を当社独自に分析しました。マンションや戸建てなど、住まい探しの際の音環境(騒音リスク)を評価する参考にしてください。

①神奈川県騒音リスクランキング(道路騒音)分析結果

■分析結果の要約

・夜間騒音(等価騒音レベル)が最も大きかったのは相模原市当麻301 原当麻駅(JR相模線)で、79dbであった。

・その他17地点で夜間等価騒音レベルが71dbを超える。

・幹線道路の基準値は後述の通り、昼間70db、夜間65dbとされている。

・70dbは一概には言えないものの一般論として「かなりうるさい」水準と言われており、「掃除機」や「電話の呼び出し音」程度と形容される音の水準である。騒音リスクが高い地域でのマンションや住まいを探す際にはより慎重な音環境の評価が望まれる。

・幹線道路沿いの基準値である65dbを超える地点は50地点で、全80地点のうちの63%に及ぶ。

・昼間騒音は全体に夜間騒音より大きい傾向で、70dbを超える地点は80地点のうちで33地点(42%)であった。

■神奈川県騒音リスク地域ランキング

Rank(夜間騒音)測定地点の住所最寄り駅等価騒音レベル昼間(dB)等価騒音レベル夜間(dB)環境基準類型路線名車線数
67相模原市当麻301原当麻駅(JR相模線)8079B一般国道129号4
72厚木市妻田東3-2本厚木駅(小田急)7576C一般国道246号6
12藤沢市用田584門沢橋駅(JR)※距離あり7575B藤沢厚木線2
25横浜市戸塚区品濃町東戸塚駅(JR)7572B一般国道1号4
4海老名市中新田1948厚木駅(小田急・JR)7476C藤原厚木線2
44横須賀市追浜町2-64追浜駅(京急)7472C一般国道16号4
56平塚市城所546伊勢原駅(小田急)※距離あり7472B一般国道271号(小田原厚木道路)4
53平塚市虹ヶ浜8-11平塚駅(JR)7375A一般国道134号2
76大和市福田7-39-6桜ヶ丘駅(小田急)7373C丸子中山茅ヶ崎線2
8逗子市新宿1-3-18逗子駅(JR) / 逗子・葉山駅(京急)7371B一般国道134号2
34横浜市旭区矢指町三ツ境駅(相鉄)7371B県道丸子中山茅ヶ崎線4
45横須賀市大津町4-5-13新大津駅(京急)7370B一般国道134号4
11藤沢市大鋸2-8-3藤沢駅(JR・小田急・江ノ電)7274C戸塚茅ヶ崎線2
2伊勢原市神戸590-1伊勢原駅(小田急)7273A一般国道246号2
5秦野市柳町2-5-3渋沢駅(小田急)7273C一般国道246号2
39川崎市中原区木月1276元住吉駅(東急)7272C県道東京丸子横浜線4
69相模原市上溝2305-1番田駅(JR相模線)7272B一般国道129号4
77大和市深見西7-2大和駅(小田急・相鉄)7271B一般国道246号4
48横須賀市武4-1-3三浦海岸駅 または 衣笠駅 ※バス利用7270B横須賀三崎線2
78大和市下鶴間1776-1鶴間駅(小田急)7270C座間大和線2
17横浜市港南区日野1丁目港南中央駅(ブルーライン)7269C県道横浜鎌倉線4
32横浜市鶴見区生麦4丁目花月総持寺駅(京急)7269C一般国道15号4
75大和市下鶴間70鶴間駅(小田急)7267B目黒町町田線2
73大和市下鶴間378付近つきみ野駅(東急)7266B目黒町町田線2
15横浜市青葉区しらとり台田奈駅(東急)7171B一般国道246号4
21横浜市金沢区大道1丁目六浦駅(京急)7170C県道原宿六浦線2
9逗子市沼間1-19-25東逗子駅(JR)7169C横須賀逗子線2
20横浜市磯子区滝頭3丁目根岸駅(JR)7169C一般国道16号4
47横須賀市小矢部3-1-1衣笠駅(JR)7169B横須賀三崎線2
52平塚市田村6-23-2寒川駅(JR相模線)7169C一般国道129号4
71相模原市南台1丁目2小田急相模原駅(小田急)7169B主要地方道町田厚木線2
79大和市桜森3-16-31相模大塚駅(相鉄)7169C一般国道246号2
51横須賀市浦賀町7-51浦賀駅(京急)7166C浦賀港線2
13横浜市鶴見区生麦1丁目生麦駅(京急)7070C一般国道15号4
10藤沢市高倉1889長後駅(小田急)7069B横浜伊勢原線2
24横浜市神奈川区三ツ沢中町三ツ沢上町駅(ブルーライン)7069C一般国道1号4
33横浜市鶴見区下末吉2丁目鶴見駅(JR)※バス利用7068C一般国道1号6
41川崎市宮前区平4-18溝の口駅(JR・東急)※バス利用7067B市道野川柿生線2
80大和市深見西8-7-1大和駅(小田急・相鉄)7067B一般国道246号4
3伊勢原市見附島411伊勢原駅(小田急)7066B一般国道271号4
36横浜市都筑区平台都筑ふれあいの丘駅(グリーンライン)7066C市道新横浜元石川線6
49横須賀市栗田2-4-6北久里浜駅(京急)7065B横須賀葉山線4
54平塚市幸町22-1平塚駅(JR)7065B一般国道129号4
29横浜市都筑区川和町川和町駅(グリーンライン)7064C県道横浜上麻生線2
28横浜市港北区樽町1丁目綱島駅(東急)6968C県道東京丸子横浜線2
22横浜市中区新山下1丁目元町・中華街駅(みなとみらい線)6967C市道山下本牧磯子線4
26横浜市保土ヶ谷区新桜ヶ丘1丁目二俣川駅 または 星川駅 ※バス利用6967B一般国道16号7
50横須賀市公郷町4-57-14衣笠駅(JR)6967C横須賀葉山線3
74大和市つきみ野8-14つきみ野駅(東急)6967B一般国道16号4
6秦野市曽屋3523秦野駅(小田急)6966B秦野二宮線4
30横浜市瀬谷区瀬谷3丁目瀬谷駅(相鉄)6966B県道横浜厚木線2
70相模原市上鶴間1丁目37東林間駅(小田急)6966B主要地方道町田厚木線2
46横須賀市佐野町4-51衣笠駅(JR)6965C横須賀三崎線2
55平塚市四之宮2-24-35平塚駅(JR)6965C一般国道129号4
27横浜市磯子区峰町洋光台駅(JR)6964B一般国道16号6
14横浜市旭区都岡町鶴ヶ峰駅(相鉄)※バス利用圏6866B一般国道16号2
23横浜市神奈川区羽沢町羽沢横浜国大駅(相鉄・JR)6865B一般国道466号6
40川崎市宮前区水沢3-13たまプラーザ駅(東急)※バス利用6865B主要地方道野川菅生線4
43横須賀市三春町1-6堀ノ内駅(京急)6865C一般国道16号4
59平塚市平塚5-23-18平塚駅(JR)6865A平塚秦野線2
58平塚市立野町40平塚駅(JR)6864C平塚伊勢原線3
61小田原市小竹586-44番地二宮駅(JR)6863B一般国道271号(小田原厚木道路)4
65茅ヶ崎市赤羽根1202辻堂駅(JR)6863B一般国道1号(新湘南バイパス)4
63茅ヶ崎市今宿98-8茅ヶ崎駅(JR)6862B一般国道1号(新湘南バイパス)4
42川崎市中原区木月住吉町1796-1元住吉駅(東急)6764B市道苅宿小田中線2
1伊勢原市東成瀬14愛甲石田駅(小田急)6763B一般国道271号(小田原厚木道路)4
57平塚市平塚2-18-18平塚駅(JR)6763C一般国道1号4
60小田原市板橋179番地箱根板橋駅(箱根登山鉄道)6664C一般国道1号2
37横浜市都筑区大丸都筑ふれあいの丘駅(グリーンライン)6661C横浜上麻生線4
31横浜市泉区中田北2丁目中田駅(ブルーライン)6565B県道横浜伊勢原線2
68相模原市上溝2丁目2上溝駅(JR相模線)6562B一般国道129号4
38川崎市高津区野川381-3北崎駅(東急)※バス利用6361B国道466号6
66茅ヶ崎市西久保994香川駅(JR相模線)6357B一般国道1号(新湘南バイパス)4
18横浜市緑区十日市場十日市場駅(JR)6261B東名高速道路6
7中郡大磯町東小磯286大磯駅(JR)6259B一般国道1号2
62小田原市浜町4丁目34番44号地先小田原駅(JR・小田急等)6257B一般国道1号(西湘バイパス)4
35横浜市金沢区能見台4丁目能見台駅(京急)6157A一般国道16号4
19横浜市南区南太田4丁目井土ヶ谷駅(京急)5955B首都高速神奈川3号狩場線7
64茅ヶ崎市中島1380茅ヶ崎駅(JR)5953C一般国道1号(新湘南バイパス)4
16横浜市保土ヶ谷区峰岡町3丁目星川駅(相鉄)5755B一般国道1号6

■分析方法、情報源

※神奈川県環境白書をもとに分析。

・等価騒音レベルとは変動する騒音レベルをエネルギー的な平均値として表したもの。

②騒音の体感目安や基準値

騒音レベルはデシベル(db)という単位で示されます。それぞれの騒音レベルの体感値や、基準値は下記の通りです。

■騒音レベルと体感目安の対応

騒音レベル(dB)体感レベル具体例
20 dB非常に静か木の葉のふれあう音
30 dB静かな住宅地深夜の郊外
40 dB静かな室内図書館
50 dB普通の静けさ静かな事務所
60 dBややうるさい普通の会話
65 dB生活騒音レベル幹線道路沿い住宅
70 dBかなりうるさい交通量の多い道路
75 dB強い騒音幹線道路の歩道
80 dB非常にうるさい電車通過時
90 dB耳が疲れる工場・大型車
100 dB長時間は危険電車ガード下
110 dB短時間でも危険クラクション
120 dB痛みを感じるジェット機近距離

■環境基準

環境基準は、地域の類型及び時間の区分ごとに次表の基準値の欄に掲げるとおりとし、各類型を当てはめる地域は、都道府県知事(市の区域内の地域については、市長。)が指定する。

地域の類型基準値
昼間夜間
AA50デシベル以下40デシベル以下
A及びB55デシベル以下45デシベル以下
60デシベル以下50デシベル以下

ただし、次表に掲げる地域に該当する地域(以下「道路に面する地域」という。)については、上表によらず次表の基準値の欄に掲げるとおりとする。

地域の区分基準値
昼間夜間
A地域のうち2車線以上の車線を有する道路に面する地域60デシベル以下55デシベル以下
B地域のうち2車線以上の車線を有する道路に面する地域及び
C地域のうち車線を有する道路に面する地域
65デシベル以下60デシベル以下

備考 車線とは、1縦列の自動車が安全かつ円滑に走行するために必要な一定の幅員を有する帯状の車道部分をいう。この場合において、幹線交通を担う道路に近接する空間については、上表にかかわらず、特例として次表の基準値の欄に掲げるとおりとする。

基準値
昼間夜間
70デシベル以下65デシベル以下
備考
個別の住居等において騒音の影響を受けやすい面の窓を主として閉めた生活が営まれていると認められるときは、屋内へ透過する騒音に係る基準(昼間にあっては45デシベル以下、夜間にあっては40デシベル以下)によることができる。

※出典:東京都環境局

③ 表に記載の騒音レベルが高い=その地域の住居がすべてうるさいわけではない

道路交通騒音の測定データは、地域の騒音環境を把握するうえで非常に参考になる情報です。しかし、表に掲載されている騒音レベルが高いからといって、その地域にあるすべての住居が必ずしも「うるさい」わけではありません。実際の住環境の騒音は、多くの要因によって大きく変化します。

日々騒音は変化する

道路交通騒音は常に一定ではありません。時間帯や曜日、交通量、天候などによって大きく変動します。例えば、

  • 通勤時間帯は交通量が増えるため騒音が大きくなる
  • 夜間は交通量が減り比較的静かになる
  • 雨の日は路面とタイヤの摩擦音が大きくなる

など、同じ場所でも騒音環境は日々変化しています。今回示した測定データはあくまでのその測定期間のデータである点に留意が必要です。

騒音発生源から離れれば騒音値は下がる

騒音は、発生源から距離が離れるほど減衰します。例えば幹線道路の場合でも、

  • 道路沿いの建物
  • 一本奥に入った住宅
  • さらに奥の住宅地

では、体感できる騒音レベルが大きく異なることがあります。また、

  • 建物が遮音壁のような役割を果たす
  • 高低差がある
  • 周囲に別の建物がある

といった要素でも騒音は変化します。

同じ住所の建物・マンションでも階数や窓の向きで大きく変わる

同じマンションでも、住戸によって騒音環境は大きく異なります。例えば次のような違いがあります。

窓の向き

  • 道路側の住戸 → 騒音が入りやすい
  • 中庭側の住戸 → 比較的静かなケースが多い

階数

  • 低層階 → 車両音が聞こえやすい
  • 高層階 → 交通音が遠くまで届くケースもある

このように、同じマンションでも住戸ごとに騒音環境は大きく異なります。

同じ部屋でも建物構造やサッシ性能で騒音は変わる

室内で聞こえる騒音は、建物の性能によっても大きく変化します。例えば次のような要素があります。

建物構造

  • 鉄筋コンクリート造
  • 鉄骨造
  • 木造

窓サッシ

  • 単板ガラス
  • ペアガラス
  • 防音サッシ

特に窓は騒音の侵入経路になりやすいため、サッシ性能によって体感騒音が大きく変わることがあります。

騒音問題は道路騒音だけではない

住まいの騒音問題は、道路交通騒音だけに限りません。例えば次のような騒音源もあります。

  • 上階からの生活音
  • 隣室からの音
  • 鉄道騒音
  • 航空機騒音
  • 商業施設や店舗の音
  • 工場・事業所の音

つまり、道路騒音のデータだけでは住まいの騒音環境を完全に判断することはできません。このように本記事でお示しした騒音はあくまでのその地域の騒音の一側面を表しているに過ぎないということです。


④ 騒音は個別性が高い問題だから、個別の住居での調査が有効

住まいの騒音問題の大きな特徴は、個別性が非常に高いことです。同じ地域でも

  • 建物
  • 住戸
  • 階数
  • 窓の向き

などによって、騒音環境は大きく変わります。そのため、騒音リスクを正確に把握するには「その住戸で実際に調査・評価すること」が最も確実です。このような課題・ニーズにこたえるため、当社では住まいの騒音リスク診断サービスを提供しています。


⑤ 住まいの騒音リスク評価なら当社にお任せください。無料でリスク評価いたします。

当社では、住まいの騒音リスクを重視した不動産選びをサポートしています。

一般的な不動産情報では、

  • 価格
  • 駅距離
  • 築年数

などが中心ですが、「騒音環境」については十分に説明されないケースも少なくありません。

しかし実際には、騒音は住み心地を大きく左右する重要な要素です。当社では、騒音の専門家として、様々な観点から住まいの騒音リスクを評価するサービスを提供しています。

当社の騒音リスク評価の方法については>>こちらのページで説明しています(マンションの騒音リスクの調査方法

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という方は、お気軽にご相談ください。住まい選びで後悔しないために、
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